ドッグフードについて

最近、良くドックフードについて質問を受けます。

 最近は色々なドックフードが販売されておりフード選びに困っていらっしゃる方が多いと思います。

まず、重要な事は栄養バランスです。

 色々なフードメーカーがありますが、プロ中のプロが集まり長い年月をかけ研究に研究を重ね基準を満たしたフードはどのくらいあるのでしょうか。

 犬の先進国であるアメリカの信頼おけるプレミアムドッグフードをお勧めします。一時期、かなりフードの事で議論がわきました。副産物(家畜の内臓など)の含まれていないドッグフード、添加物の含まれていないドッグフード。信頼できるフードの中でも出来るだけ身体に良いフードを選び与えてきました。

 私は、数年ですがドッグフードメーカーでも少し働かせて頂いた事があります。会議の時に専務がこんな事をおっしゃいました。他社のフードメーカーの工場見学をさせてもらったそうです。見るに見かねない状況だったようです。想像はつきました。信頼のおける名の通った実績のあるフードメーカーを選びましょう。そして、信頼おけるドッグフードメーカーの口癖は、このフード以外には何も与えないで下さいと言うこと。それはせっかく研究を重ね努力をしてきた栄養バランスの取れた食事を崩さないで下さいという事です。

 昔と比べ犬達の寿命はかなり延びて来ました。動物医学の進歩、栄養バランスの取れたドックフードだと思います。我が家は、時々、茹でたお肉、手作りジャーキー、犬のおやつ、ガムなどを与えます。人間の食べるものは与えていません。(味が濃いです。犬達は殆ど味付け無しで大丈夫です。)フードや缶詰でも嗜好をよくするために味の濃いものがあります。気をつけましょう。このような食事ですが我が家の子達は15歳を越える子が沢山いました。

 まずは、身体が出来上がる成長期、成犬になるまでは必ず栄養バランスのとれた良質なドッグフードを与えましょう。毎日、食材ひとつひとつの量を量り、栄養価計算をし、成長期に必要な栄養を摂取させるのは非常に困難だと思います。中にはアレルギーの子、お腹を良く壊す子などいるかもしれませんが、その様な子達は色々と対処をしなければなりませんが、一般の健康な子達は気にすることなく普通の良質なフードを与えて下さい。もし症状が出ていなくても気になるようでしたらビーフ、チキンなどを避け、ラム肉の入ったフードを選ばれると良いと思います。(ドッグフードの裏にある原材料表記は必ず配合量の多い順に記載されています。まず最初にお肉(主原料)の表示がしてある物をひとつの目安として選ぶのがベストです。そして添加物の種類、有無の確認は大切です。)

 健康な子はあまり気にせず栄養バランスの取れた良質なドッグフードを与えて下さい。特に身体が出来上がるまでは大切です。

 

                                R.5.04.20