2023/07/15 ディライラ、Last Baby🍼👶

 ディライラ、最後のベビー🍼
無事出産を終えました。

最後の交配は直前までかなり悩みました。
産ませるべきか引退させるべきか。
でもある一つの組み合わせの子犬が見てみたくてもうひと頑張りお手伝いをしてもらいました。


 陣痛が来ているのですが、なかなか産まれない。
破水をしてもなかなか産まれない。
決して安産とは言えない大変なお産でしたが頑張って産んでくれました。
一粒だね?
でもこの子の後にもう一頭産まれたのですが、生まれて来た時は仮死状態と言うよりか、もう既に血の気が引いていて、一瞬もうダメだと思いましたが、必死で蘇生を続けました。
青白かったお口の周りは少しピンク色になって来ましたが、お鼻は青白いまま。産声をあげてはくれませんでした。
出産前は確実に2頭元気に胎動を確認出来ました。
陣痛とお腹の中でのトラブルで何かが起こっていたのかもしれません。
こんな時、エコーやレントゲンが身近にあればどんなに良いだろうといつも思います。
ブリーダーは獣医ではないので全て手探りで判断をしなければなりません。
親の命の危険性を第一に考え、獣医さんに連れて行く判断もしなければなりません。
可哀想な事をしてしまいました。

私のミスだったのでしょうか。
どうにかしたら助けられたのではないかという思い。どういう訳か今回は、出産後、私は何をする気力もなくただベットに寝転んで起き上がれませんでした。

犬も2頭という数はわかるのでしょうか。。。
蘇生をしてる時、お顔を舐めに来て返してくれと言っていたのですが、私がもう駄目だと判断した時、母親の気をそらし、わからないようにお部屋からベビーを連れ出しました。
本能的にどう言う状態か察していたに違いありません。あれ?何処に行った?と言う感じだったのですが、きっと理解してくれたのでしょう。


 一寝入りして気がつくと私と同様、子育てと言うよりか、ママの気持ちここにあらず。私と同じようにぼーっとしているディライラが目に飛び込んで来ました。
今までの出産と違うね!陣痛でかなり疲れたね!今、何を考えているのでしょう。

私は、ぼーっとしてる間ではないとハッと我に返り、残されたベビーちゃんがきちんとミルクを飲んでいるかを確認し、私には他にも大切な子達のお世話がいっぱい残ってるのだということを思い出しました。

生き物のお世話は大変です。
でもお世話をすれば良いと言うものではありません。
犬には精神的満足が一番大切だと思います。
気持ち(感情)があるから。
大変だけどだからこそ可愛い!でもしんどい時もあり辛い時もあります。
でもそれ以上に私たちに与えてくれるものは数知れません。

お産最後の子、一緒に子育て頑張ろうね!
兄弟は残念だったけれど、この子がどんなの子に成長してくれるか楽しみに見守っていきたいと思います。


2023年07月16日