全米で流行っている犬の伝染性呼吸器症候群(CIRDC)について
犬の伝染性呼吸器症候群(CIRDC)
アメリカで今、謎の犬の呼吸器疾患が流行しています。通称ケネルコフ
従来のタイプとそれとは異なる亜型に分類されています。
ケネルコフは、従来ならば言葉の通り、主にケネル内で流行る病気ですが、ここから一般に感染が広がっていきます。
海外の出入国に対して、狂犬病の抗体検査などは厳しい基準が設けられていますが、それ以外は簡単に海外に犬を連れて行き来できる時代です。
犬が集まる場所で多発します。
そういう場所は気を付けましょう。
咳や体調を崩している犬には近付かないで下さい。
子犬、シニア犬、病気で免疫力が低下している犬は特に気を付けて下さい。
犬が沢山集まる場所は避ける。
鼻を付けてのご挨拶、一緒の食器でお水を共有するなどは避けましょう。
また感染の疑いがある犬は、他の犬にうつさないように行動をつつしみましょう。
(この病気に限らず)
ウィルス、病原菌を撒き散らす事により、自分の知らない所で他の命が失われているかもいれないという事を考えて行動しましょう。
「うつらない、うつさない」
みんなで意識を持って蔓延を防ぎましょう。
アメリカ在住獣医医師
西山ゆう子ドクターの記事
全米で流行っている犬の伝染性呼吸器症候群(CIRDC)について
https://yukonishiyama.com/outbrake-cirdc-usa/